よくあるご質問

日常生活の状態を文書にするときの心がまえ


質問

 

 診断書を依頼する際に主治医に読んでもらおうと、日常生活の状態を文書にしてみたのですが、読み返してみると、日ごろのつらい思いが書ききれていません。どうしても、自分を良く見せようと思ってしまうからでしょうか。

 


回答

 障害年金は、障害や病気で日常生活に苦労の多い人がもらえるものです。この点を忘れてはなりません。見栄を張るのは、逆効果です。

 

 障害や病気と闘っている方々は、毎日、明るく楽しく生きていこうとしていると思いますが、障害年金の請求の際は、毎日の生活がどんなにつらいものかを強調することが大切です。障害を持ったお子さんをお持ちの場合も同様です。日ごろは、お子さんのプラスの面を積極的に見ようとしていると思います。しかし、障害年金の請求の際は、敢えて、マイナス面に着目するようにしなくてはいけません。つらいことですが、ここは「割り切り」が必要です。病歴・就労状況等申立書を書くときにも言えることです。

 

 日常生活の状態を文書にするときは、次の点を心がけましょう。

 

1、読んだ人が味方になってくれるように意識しながら書く。

2、だれにでも分かるように具体的に書く。

3、体調に波があるときは、良くないときを基準にして書く。

4、人並みに出来ることや楽しく過ごしたことは書かない。

5、ウソは書かない。