よくあるご質問

初診日に患者本人が受診していない場合


質問

 精神疾患の子に代わって、最初に親が受診した場合、初診日になりますか。


回答

 初診日は、疾病または負傷およびこれらに起因する疾病について初めて医師または歯科医師の診療を受けた日、とされています。診療を受けるのは本人、というのが原則です。しかし、精神疾患の場合は、本人が受診を拒否して、やむなく、親や兄弟が代わりに受診し、治療についての指示を受けることが珍しくありません。

  

 これまでの裁定結果や裁決例を見ると、初診日と認められた場合もあれば、認められなかった場合もあり、一概には言えません。代わりに受診をしたときに、子供の病状をどれだけ詳細に説明したか、医師からどれだけ具体的な指示を受けたか、などで判断されているようです。